とりあえず走らせるためのレイアウトを作る・その2(N)

 「レイアウトに完成なし」とは良く言ったもので、あれもしたい、これもしたいと思っているうちはいつまでたっても完成した感じがしません。(この場合は本当にまだまだですし)完成を待っているといつまでも載せられないので、途中経過を発表することにしました。大きな工事では、周りを囲む化粧板と制御用のパネルの取り付けが未完成です。単純な楕円レイアウトなのでグルッと回りながら紹介して行きます。


紹介のモデルは郵便車を牽いたパーシーです。


駅に停車中。これから出発します。


郵便車を牽いているパーシーは本当にうれしそうです。


出発進行!ゆっくりと駅を出て行きます。
最近の車両は優秀で、とてもスローが効きます。


まもなく機関区にさしかかります。
小さい駅に付随する小さな機関区。
給水塔があるだけです。


今回は通過です。
通り過ぎるとき、整備員がライトを点けてくれました。


小さな鉄橋まで来ました。
保線区の人は高いところが苦手のようで、鉄橋の線路だけ錆が目立ちます。


この谷は幅が狭い割にけっこう高さがあります。


上から見るとこんな感じです。


崖っぷちを過ぎトンネルに入ります。


トンネルを抜けると、駅に到着。
「ピッピー! 郵便だよ〜!」


全体はこんな風です。
夢から覚めて現実がっ!


別な角度から。
う、う〜ん、それにしても周りがきたない。(T-T)/

 気を取り直してディテールの紹介を少し…


鉄橋の下の河口付近から川上に向けて撮りました。
黒い帯は鉄橋の影です。


小さい駅の小さい駅舎。
プラ板からストラクチャーを作るのって本当に大変だっていうことを
思い知らされました。


湖から駅を見上げたところです。
直接船着き場に降りられるようになっています。


手漕ぎボートを作ってみましたが、スケールがちょっと小さかったです。
ここに(湖岸)に置くと バランスが悪いです。
色を塗って鉄橋下の岸辺に置こうと思います。
山のてっぺんとか谷底はスケールが小さいので大丈夫でしょう。

 レールの内側にバラストを撒かないつもりだったのですが、ちょうど両側を撒きおわったとき、KATOの細か目のバラストを見つけました。水で湿らせ、セメントを盛るように枕木の間に入れてやると具合よく収まりました。NスケールだとKATOのがちょうどいいみたいです。
 水の表現にはクリスタル・レジンを使いました。これの使い方がうまく出来るようになったら、とても良い情景が作れそうです。
 今回はプラットホームを木で、駅舎をプラ板で作りましたが、逆のほうが良かったのではと思います。木の物は木で作ったほうが作りやすいようです。逆にホームは木だと柔らかすぎる感じになってしまいました。作って行くほどに勉強させられます。
 まだやりたいことがたくさんあります。二つの水場にはそれぞれ船を置いてやりたいし、ホームにはベンチ、あらかた出来たら人形も…。

  仕上がりは当分先になりそうです。 紹介その3はいつになるやら。